教育のためのTOC国際認定プログラム2013・第2日

昨日から始まった研修の二日目です。今日も学ぶツールはブランチなのですが、今日は更に発展してCLRというブランチを検証するための手法と、更にはそのブランチが望ましくない状況を表現している場合にその状況を改善するための手法を学びました。

特に前者は、私は何度も聴いたし本でも読んだにも関わらず、なかなか理解できなかったことの一つで、今回実際に演習で実践してみることでようやくおぼろげながら理解に向かって進み始めたといった感触です。その検証の手段とは次のようなものです。

  1. 用語や文章の意味があいまいでないか?
  2. 文章の意味するところが厳密に妥当であるか?
  3. 因果関係がちゃんと成立しているか?
  4. 結果の原因となる要素が不足してないか?

言葉で書くと単純で、なんとなく分かったような気になるのですが、これが難しい。特に複数人で集まっている場合に誰かに質問するのは簡単ですが、逆にそれに答えるのはものすごく難しい。なので、自分一人でブランチを作っているときに検証しようとすると、自分で質問して自分で答えなければならないので難しく感じられるのでしょうね。まあでも、これは慣れていけば身に付きそうな気がしています。

ブランチのカリキュラムは今日で終わりなのですが、実は余録があって、夜にこぞって夕食を囲んだ際に、ある方が付箋紙を提供してくださいまして、課外授業というか延長戦というか場外乱闘というか、自主的にグループワークをやってしまいました。

発端は参加者のある方の何気ない発言に対する「え、それは何で?」というような疑問から、じゃあブランチやろうぜという流れで始まりました。しかも皆さん飲みながらなので厳しいツッコミが出る出る。題材のターゲットとなった方にとっては苦しい局面もあったかもしれませんが、(TOCfEは初めてだという)彼にとっても、ツッコミを入れた方々にとっても今日の内容を復習出来て良い学びの時間となったのではないでしょうか。

このスキルを学んだせいか、帰ってテレビをつけ、流れていたニュースに対して思わずツッコミを入れたくなっている自分に気が付きました。



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