情報処理技術者試験・受験者としての総括

この年末に向かって目まぐるしい毎日を過ごしている中、この秋に受けた情報処理技術者試験の結果が18日に発表されたそうで、遅ればせながら先ほど確認したところ合格していました。おかげさまでこれにて論文試験はアガリです。なので、ここで情報処理技術者試験への受験者としての取組みを総括したいと思います。

今回受けた区分はSA(システムアーキテクト)で、実は3回目の受験でした。1回目は平成17年秋のAP(アプリケーションエンジニア、SAの前身)で、準備不足もあり論文もうまく書けなかったという記憶しかありません。2回目は平成24年のSAで、ここでもシラバスで定義されている人材像をうまく掴めずに論文もフォーカスがぼやけてしまったかもしれないと感じています。そういう意味では今回はそこを外さずに書き切ったという手応えがあったので、たとえこれで合格しなくても論文試験は終わりにしようと考えていたところでした。

試験制度や試験への個人の取組みついて賛否があることは承知していますが、新しい分野を学ぶ上でとりあえずの目標設定として利用するのは良いと思います。皆さんの中には会社からの奨めであるいは半強制的に受験している人もいらっしゃるでしょうし、合格すれば会社の給料が上がるあるいは一時金が出るから受験しているという人もいらっしゃるでしょう。もちろん、履歴書を飾るためだったり自己研鑚や試験そのものが目的の方もいらっしゃると思います。

私自身も振り返ってみると初めて情報処理試験を受けたのが平成16年の春(国の試験だとどうしても和暦になってしまいますね)でした。会社員時代には全く資格に無関心であったのですが――というのも、医者や弁護士と違って資格で仕事をするわけではなく、あくまでも実力勝負の業界ですので――独立したばかりで経歴といってもタカが知れている者に対してはどんな資格を持っているかぐらいしか見てもらえるところが無いという現実もあり資格試験に取組むことにしたのでした。

私の場合は「こういう仕事をやりたいからこの資格を取る」という取組み方よりも「こういう仕事をやったからこの資格は取れる」という側面の方が強かったせいもあり、全区分を制覇しようという気持ちにはなれませんし、試験に取り組むことで自分の弱点も分かったので、3回受けてダメだったものは無闇に前進するのではなく一旦棚上げするようにしています。来年春の試験で最初の受験から十二支も一回りすることですし、そろそろ未知の分野に手を出して、アイデアの幅を広げていく事を考えていきたいと思います。



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