6年ぶりのプロマネ研修無事に開催しました

ITコーディネータの吉田聖書よしだみふみです。

去る4/19(水)にオプンラボ社の主催で、プロマネ研修としてWBSを作るワークショップを実施することが出来ました。前身の「炎上プロジェクトから学ぶセミナー」を開催したのが2011年ですから、弊社としては実に6年ぶりの研修開催となります。


冒頭のあいさつ

オープンな研修としては6年ぶりの登壇です

そもそも今回のテーマである「効果的なスケジュール作成」のワークショップをやろうと思ったのは、様々な現場を見てきて、最初はのんびりしているのに期限ぎりぎりになるとバタバタしているケースが多いなと感じたことです。前回の記事でもこんなことを書きました。

スケジュールを作ろうと思う人にとってのハードルは何でしょうか。それはきっと作る人それぞれにあるのだと思いますが、ほぼ共通しているのは「どう作ってよいか分からない」というものと、「作ったスケジュールが正しいかどうかわからない」というものではないでしょうか。

ですので、これまでのスケジュールの作成に関して感じていること(困っていることや悩みなど)を参加者の方に訊いてみました。いくつか抜粋します。

  • 一度作ったスケジュールを次のプロジェクトに横展開するのが難しい。
  • スケジュールそのものをちゃんと作ったことが無い。
  • 最初に分からなかったタスクが後から絶対に出てくる。

よく分かります。今回の研修でこれらの課題に直接的な解決に至るなにがしかを提供できたかというのは私自身が反省しなければなりませんが、最後にふりかえりとして研修で分かったことを発表していただきました。ほぼ共通して出てきた意見としては次のようなものがありました。

  • プロジェクトの目的が分からないとスケジュールが作れない
  • 抜け漏れなく作れるようになるためには場数を踏む必要がある
  • 一度作って終わりではなく見直していくことが大切である
演習風景

話し合ってスケジュールを作成します

特に場数を踏むという点については、実際の業務では失敗できないので作れないうちは実践できないという意見もあれば、そうは言いつつ実践していかないと作れるようにならないという意見もあり、ここの対立(コンフリクト)は課題として認識して解消できるようなお手伝いが出来ればと考えております。

限られた時間の中で伝えきれなかったこともあり、そういう面も含め内容をブラッシュアップして、半年後くらいにまた開催できればなと思っております。


関連記事

    見つかりませんでした。

プロマネの右腕

クロスイデアでは、新サービス・新ビジネスの 立上げや計画を中心に
プロジェクトマネジメントの支援を行っています。

新サービスの企画を任されたけど どう進めていいか悩んでいる担当者、
部下に新しい企画を任せたけど このままで大丈夫か不安な管理職の方、
以下のサイトをご参照ください。
https://www.crossidea.co.jp/services/right-hand-pmo.html

YouTubeにて動画配信中!

プロジェクトマネジメントのノウハウを
YouTubeで配信しています。
ブログと併せてご活用ください。

Comments are closed.