アイドルグループの脱退会見に思う

ITコーディネータの吉田聖書よしだみふみです。

あるアイドルグループのメンバー脱退のニュースを聞いて
会社員の退職と独立に重ね合わせて
思ったところを書いてみたいと思います。

あるアイドルグループのメンバーが
脱退と独自の道を歩むことを発表しました。

私はたまたまいたお店に置いてあったテレビで
その会見の様子を目にしたのですが、
ファンの方にとってはともかく、
一人の人間として心から応援したい気持ちでいっぱいになりました。

環境としては全く異なるものではありますが
会社員の退職・独立も似たような要素があると思います。

narcissus

まず感じたのは、
独立というのはある日突然思い立って
衝動的にやるものではないということ。

もともと何かをきっかけにして
将来いつか独立して仕事をしたいという思いを抱き、
それを確実に成し遂げるべく
機会を伺いつつ準備を進めているのです。
そして機が熟した頃合いを見計らって行動に移す。

衝動的に行動した人の場合、
周囲が説得すればあっさりと折れます。
しかし、先ほどのように潜伏期間を経て
行動に移した人は芯がブレません。
周囲がどのように説得しようとも
意見を参考にすることはあるにせよ
基本的な行動を変えることはないでしょう。
そのように進むことがもはや
その人が決めた人生なのだと思います。

次に感じたのは、組織を出るということは、
出る本人にとっても、残されたメンバーにとっても
多少の困難が伴うものだということです。
出る本人にとっては組織という後ろ盾を失い
自分の足で立たなければいけません。
残されたメンバーにとっては
出ていく人が今まで担っていた役割を
誰かが、あるいは皆で少しずつ
分担していかなければなりません。

今回の会見の映像を見ていて
出ていくメンバーと残されたメンバーとの間の
深く確かな人間関係を見て取ることが出来ました。
そのような信頼関係があったからこそ、
脱退と独立に理解を示すことができ、
快く送り出すことが出来るのではないでしょうか。
脱退する方にとっても
快く旅立っていくことが出来るのではないでしょうか。

きっとこれからも人間関係は維持しながら
それぞれの道を歩んでいくのだろうと期待しています。



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