プロジェクトマネジメントの「考え方」の本質とは

ITコーディネータの吉田聖書よしだみふみです。

プロジェクトマネジメントの考え方
とは一体何でしょうか。

たまには原点に立ち返って
考えてみたいと思います。

この問いは、プロジェクトを
当たり前のように運営している現場では
あまり考えたことが無いかもしれませんが、
そうではない現場にとっては、
プロジェクトマネジメントの考え方
そのものが未知の世界です。

そこで、もしあなたが、
プロジェクトをバリバリ回しているとして、
「プロジェクトマネジメントの考え方とは何か?」
と問われたらどう答えるでしょうか。

ある人はPMBOKだというかもしれません。
確かにPMBOKは、
プロジェクトマネジメントのノウハウを
体系として整理されたものであり、
プロジェクトマネジメントの考え方が
そこに凝縮されていると言っても
過言ではないと考えられます。

しかし、プロジェクトマネジメントの考え方が
PMBOKの中に包含されていると言っても
PMBOKという一言では本質は表せてないと思います。

もっと言うと冒頭の問いは、
PMBOKに包含されている
プロジェクトマネジメントの考え方は何か
という問いに変えることができます。

人によって答えは違うとは思いますが、
私は「計画に基づいて作業を進めること」
だと考えています。もっと言うと、
計画に基づいて作業を行うということは
計画外の作業を行わないということであり、
突発的なタスクが発生したら
それを計画に反映してから作業を行う
という基本動作を徹底することです。

計画外の作業を許してしまうと
現状の把握が困難になり、
プロジェクトマネジメントに必要となる
適切な判断が出来なくなってしまうからです。

もちろん、計画外の作業が
何もかもダメなのかというと、
実際の運用はサジ加減なのだと思いますが、
プロジェクトマネジメントの考え方としては
その通りだということになるのです。

また一方で、
「PDCA」という言葉を聞いたことはありませんか。
これはなぜか近年急に浪費されてきて、
食傷気味の方もおられるかもしれませんね。

これは繰り返し実施されるプロセスなので
「PDCAサイクル」という呼び方もされます。
要は、計画通りに進むことなんてないので、
定期的に計画を見直して軌道修正しましょう
という発想です。

プロジェクトマネジメントに限らず、
ISO(国際標準)などで定義される
「マネジメントシステム」とは、
まさにこのPDCAサイクルそのものです。

これでうまく行くかというのは、
実際に運用する人間の資質に
依存するところもあるので何とも言えませんが、
ISOの認証を取得していない企業でも、
この考え方を導入している企業はあります。

最近はアジャイルが流行りだということで
行き当たりばったりの
無計画な運営を目にすることがあります。
それは全くの誤解であり、
アジャイルというのは
計画を立てないということではありません。

アジャイルなプロジェクトであっても
計画のサイクルが短いだけであって、
しっかりと計画に基づいて作業を行うのです。
計画を立てる手間を惜しむために
アジャイルを名乗るべきではありません。



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