呟いた夢を現実にするワクワク会議

今日は有志で集まってワクワク会議を開催しました。正式には特に名前が決まっているわけではないのですが、参加者の一人がこのような名前で呼んでいたので私もそう呼んでいます。何かそのような会議の手法があるわけでもなく、ただ同じ目的を持ったメンバー同士で適当に進行しています。普段のビジネス現場での会議ばかりだと疲れてしまうのでたまにはこのような緩い会議もいいですね。

私は昨年からTOCfEのコミュニティに参加させていただいていますが、そこからスピンアウトしてTOCの思考プロセス/思考ツールをもっと手軽に便利に使えるようにするにはどうしたら良いか、といったことを議論しています。TOCの思考プロセス/思考ツールはとても便利で強力なツールではあるのですが、作法に則って使う必要があるために使いこなすには習熟が必要で、それが「使ってみよう」と思ってもらうのに障壁になっている側面があります。ですので、TOCについて習熟していなくても、もっと言えばTOCなんて知らなくても表現(コミュニケーションの手段)としての正しい論理を手に入れることができないか、というのが主な研究テーマとなっています。

もともとこの集まりは、メンバーの一人がFacebookでボソッと呟いたのが始まりで、それを拾い上げて形にしようという動きがありました。それがあまりにも面白そうな企画だったので私も思わず手を挙げてしまいました。集まりは今日が2回目で、私は前回は都合がつかずに参加できなかったのですが、前回行ったブレーンストーミングのふりかえりから始めて、更に議論を深め、最後は大まかではありますが今後の現実的な方向付けを行って散会しました。

私自身、こういった仕事とは直接関わりのない人が集まって何か一つの事を生み出そうとする活動が初めての経験なので、これからどうなっていくのかがとても楽しみです。やはり集まりの名前はワクワク会議でいいのかもしれません。