10年後のワークスタイルを考える

昨日JSDGの東京ミニ研修会が開催され、参加してきました。今回は久しぶりに私が企画を担当させていただきまして、「これからの働き方を考える」というタイトルでグループディスカッションを行いました。

研修会の数日前に申込者のリストを見て、私は最年少は免れたもののほぼ最年少に近く、果たして目上の方ばかりを相手にこんな話をしていいのかと正直思いました。グループ分けも最初は単純に分ければ良いかなと思っていましたが、他の幹事の方からどういうグループ分けにしますかと問われて、せっかくだから世代別にしましょうということになり、事前にザックリとグループ分けしてもらいました。(グループ番号が記載された名札を用意してくださったので助かりました。その段取りに感謝。)

本編の構成は私がテーマについて話をして続いてそのテーマでディスカッションするという形で、それを2つのテーマで行いました。前半のテーマは過去から現在のワークスタイルを棚卸する狙いで、私自身のワークスタイルの話と職務特性モデルの話をしました。これは一昨年金沢で「雇われないシスアド」というタイトルでICの事をプレゼンした時の題材を借りてきて、職務特性モデルに照らして今の自分の仕事はどんな点で満足しているかあるいは不満かということをシェアしました。この日参加された方々は全体的に満足度が高かったのが印象的でしたが、グループによって(つまり世代によって)指標の捉え方が異なっていて興味深かったです。

後半のテーマは「ワークシフト」という書籍(丁度著者の方が来日しているそうです!)を紹介し、10年後の未来のワークスタイルについて議論していただきました。

10年後ってなかなか想像しにくいですが、それほど遠くない未来だと思いませんか。ただ、この話題は正解も無ければ結論を出さなければいけないようなものでなく、著者もあとがきで書いているように、みんなでこういったことを議論することが大事なんだと思います。