会社員とIC(インディペンデント・コントラクター)の間

本日はIC協会の月例セミナーがあり、参加してきました。テーマは「どうつくる『好きを究める協働型組織』」ということで、プリンシプル・コンサルティング・グループ株式会社 代表取締役の秋山進氏がご講演をされました。秋山さんは知る人ぞ知るIC協会の初代理事長で、現在もIC協会の顧問をされています。久々の秋山さんの登場とあって、参加者もいつもより多めでした。

雑談レベルでは「秋山さんは、自らICではなくなった」というような批判めいたご意見を耳にすることもあり遺憾に思っていたのですが、今日のお話を伺って「全然そんなことは無い。むしろ秋山さんはやっぱりICだ」という確信を抱きました。

とはいうものの、今日のテーマはICというよりは、ICが「第3の働き方」だとすると「第4の働き方」とでも言いましょうか。ICというのは自立していてオールマイティに何でも自分で出来ちゃう人というイメージがありますが、そうではなくてやらせればすごく出来るんだけれどオールマイティではない、良い意味でオタクっぽい人にフォーカスしていました。事実、秋山さんは現在そういう方々を個人事業主あるいは法人としての契約を結びながら束ねておられます。これはIC協会を立ち上げたとき以上にチャレンジングなことだと思うのですが、使命を持って活動をされています。

独立というのは元々コンサルティングとか営業とかをされていた方にとっては何も難しいことは無いのですが、技術職や専門職でやってこられた方にとっては営業や集客といった面で壁にぶつかることが多く、私もどちらかというと後者なので今日のお話には膝を打ちました。実は私も常々こういった個人事業主や一人会社の方々と協業できたらどんなに良い事かと思い巡らしていたからです。

本当の意味で独立独歩なICにとってはIC協会という組織も不要で、でも私みたいに出来ることに偏りのあるICにとっては、IC協会という組織にサポートしてもらいたいという気持ちは少なからずあるだろうと思います。もちろん中には「ICとはこうあるべき」という高い基準をお持ちのICもいらっしゃいます。ですがそれは少なくとも秋山さんが想定しているIC像ではない。もっと気楽にゆるくやれるICのスタイルを垣間見た気がしました。具体的なことについては追々書きます。

まだ消化し切れていませんが、このことについては考えを深めていきたいと思います。



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