先輩への恩返しは後輩へ

昨日、出身大学の学科同窓会があり、参加してきました。恩師とも久しぶりに会って話しをしました。恥ずかしながら、卒業して10年余り、こういったOB/OG向けのイベントに参加したのは初めてです。もちろん個人的には何度か大学を訪れたことはありますが。

今までこういったイベントに参加してこなかったのは、もちろん案内が来なかったという理由もありますが、案内が来ないのは連絡先をアップデートしていなかったからでもあり、言ってみれば自分がその方面に対して閉じていたからに他なりません。なぜ閉じていたかと言えば、大学に対して、いや大学時代の自分に対してネガティブなイメージを抱いてきたからでしょう。

しかし今回、他に誰が参加するのか分からなかったにも拘らず思い切って参加した理由は、上述した感情が単なる思い込みかもしれないし、時間も経っているので違った目でもう一度大学時代を見つめ直すことができるのではないか…というようなことを考えたからです。そして、上述した理由で大学時代にしっかりとした人脈を築いて来なかったことを少し悔いており、時間は経ってしまってけれどももし活かせる人脈があるのならそれを掘り起こしたいと思ったからです。

さて、その同窓会には100人余りの方々が集まっていましたが、残念ながら私の同期は一人も来ていませんでした。かろうじて卒業年が同じOBには二人会いました。(余談ですがきっちり4年で卒業していない場合って『同期』の範囲が曖昧ですね)

参加者のリスト(名前と卒業年のみの一覧)が配布されたのですが90年代半ば~2000年代半ばにかけて卒業した人が特に少ない。ちょうど働き盛りの年代でもあるのですが、穿った見方をするとちょうど就職氷河期とも重なっており、表現は良くないかもしれませんが就職に関して大学を当てにできなかったという思いと参加率の低さがリンクしているのではないかと感じてしまいました。

しかし、だからこそこういった場が必要であり、活かせるのなら活かすべきだと思うようになってきました。同窓会に参加してみて、私自身もいかに多くの先輩たちに支えられていたのかということを改めて認識させられました。今はメディアを通してしか学生の様子は知りえませんけれど、再び就職氷河期到来のようです。なので今度は私が後輩たちのために何かできることがないか考えていきたいと思いました。


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