32年ぶり快挙の陰にITのサポート – 日本女子バレー

バレーボール女子の世界選手権で、眞鍋監督率いる日本チームが3位決定戦を制し、32年ぶりのメダルを獲得しました。私は残念ながらテレビ中継すら見ることができなかったのですが(帰りの新幹線の中で知りました)、家族でずっと応援していたので心から嬉しく思います。試合後の選手たちの笑顔も素敵でしたよね。

エースの木村選手、キャプテンの荒木選手を始め、どんな場面でも的確なトスを上げる竹下選手、スパイクやブロックを決めたときの笑顔が素敵な井上選手、バックアタックが見ていて気持ちのいい迫田選手、唯一チャレンジリーグから参戦した江畑選手など、多くの選手の活躍が印象に残っています。

さて、そんな選手たちにばかり注目してしまいますが、テレビ中継を見ていてふと気付いたことがあります。それは眞鍋監督の手元。何か黒い四角いボードのようなものを見ながら采配を揮(ふる)っているではありませんか。あれはもしや?・・・そう、どうやらiPadのようです。アナウンサーの解説によると、ベンチサイドのアナリストが入力したデータがリアルタイムで参照できるとのこと。

もちろん、それがいったいどれだけ勝利に寄与したかは測定はできないと思いますが、チームの傾向を直ぐにフィードバックできたことは戦術を組み立てる上で間違いなく役に立ったでしょう。これは世界でも初の試みだそうです。そして今大会では日本だけがやったことなのだそうです。ノートPCを用いた分析は他の国もやってましたが、iPadと組み合わせることによって短時間でのフィードバックを可能にしたのです。

短期間でのフィードバックはプロジェクトを成功させる秘訣のひとつですが、それはビジネスに限定されない普遍的なノウハウなのかもしれませんね。


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