「自立した契約者? それってどんな仕事なんですか?」

昨日、日経ビジネスオンラインにIC協会・理事長の田代さんのインタビュー記事が掲載されました。主な内容は田代さんの専門でもある労務関連の話題から、インディペンデント・コントラクターという働き方についての説明まで、非常にわかりやすく噛み砕いてお話をされています。

冒頭は多くの人に関係すると思われる「非正規社員の契約が更新され続けて5年を経過すると、その人から申し出があれば正社員にしなければならな」くなった労働契約法の改正の話題で読者を掴みます。関係するのはもちろん非正規社員として働いておられる方、そして非正規社員を雇っている方です。

しかしそれだけにとどまらず、経済のグローバル化によって今の正社員でさえも安泰とは言えない状況になってきていると指摘されています。要は誰でもできる仕事をする人になるのか、誰にも真似できないような仕事をする人になるのかという分岐点に立たされているのですね。最近は年収の二極化も話題になっています。正規であれ非正規であれ、稼ぐ人になるためにはそれなりに専門性や視野の広さを身に着け、何かに突出する必要があるということでしょう。

私も以前、ICという働き方について講演をしたことがありますが、まだまだ認知度は低い。もちろんICという言葉を知らなくてもすでにICの働き方をしていたり、会社員であってもICのマインドを持ってお仕事をされている方もいらっしゃいます。今後もリストラによる希望退職、整理解雇というのは続いていくでしょうが、もしご自分がそういった局面に立たされた時に、ICという働き方を次のステージの選択肢に含めてはいかがでしょうか。また違った世界が開けてくると思います。

まずはリンクの記事を通して読まれることをお奨めします。


「自立した契約者? それってどんな仕事なんですか?」
田代英治・インディペンデント・コントラクター協会理事長に聞く
http://business.nikkeibp.co.jp/article/interview/20130621/250039/

拙作ソフトがVectorに登録されました!

「クロスラボラトリー」ブランドの実績第一弾として、Windowsの.NET framework上で動作するアプリケーションを作成し、フリーソフトとして公開していましたが、この度、日本で最大級のソフトウェアライブラリであるVectorでも公開を始めましたのでお知らせいたします。

クロスラボラトリーというのは弊社の前身である個人事業主時代の屋号です。ソフトウェアの会社を離れ個人事業主として独立して10年目となりますが、古くからお付き合いのある方にとってはお馴染みかもしれません。やはり過去の屋号とはいえ愛着があるもので、クロスイデアとしてはコンサルティングやIT人材の育成をメインに据えたということもあり、弊社の「研究開発部門」のブランドとしてクロスラボラトリーの名称を今後も使っていこうと考えたのです。

一方、Vectorは大学生時代から15年以上利用させていただいているサイトで、今でもお世話になっております。そこで出会ったソフトウェアは数知れませんが、今回その仲間に加えさせていただくことが出来て大変光栄に思っております。とは言ってもやっていることはそんなにすごいことではないのですが、個人的には感慨深いものがあります。大学の研究室であるミニゲームをVectorからダウンロードして息抜きに遊んでいたのですが、社会に出てからあるプロジェクトで一緒に仕事をしているメンバーがそのゲームの作者だった、ということもありました(笑)

今回登録されたアプリケーションは以下の5個です。ちょっとしたツールなので全ての方に使っていただけるようなものではありませんが、お使いになれる方は是非一度お試しください。


会社設立のご挨拶

2003年9月1日に個人事業主として独立して7年が経ち8年目に突入。2010年10月1日に株式会社クロスイデアを設立いたしました。

『クロスラボラトリー』から『クロスイデア』へ…
これまではSEとして、あるいはプログラマとしての活動が中心でしたが、今後は業務改善や技術支援、人材育成支援といった分野を前面に出して活動していく予定です。

このblogでは、特にIT業界について日々感じていることなどを綴って行きたいと思います。

まだ会社としては生まれたばかりですが、これからどうぞよろしくお願いいたします。