教育のためのTOC国際認定プログラム2013・最終日

いよいよこの研修も最終日です。最後のツールはアンビシャス・ターゲット・ツリー。私が毎月参加させていただいている勉強会でも事例の少ないツールです。「何でアンビシャス・ターゲット・ツリーの事例発表は少ないんでしょうね?」と半分冗談で質問したこともありましたが、「発表したら実行しなきゃいけなくなっちゃうからじゃない?」みたいな冗談が返ってきたこともありました。

私はこれまでにもアンビシャス・ターゲット・ツリーを教わったことがあったのですが、これまでは全ての中間目標に対応した行動(計画)は必ず書き出さなければいけないと思い込んでいました。ですが、今日の説明では中間目標が具体的にイメージできるレベルの行動として表現されているのであれば、わざわざ行動の欄を記述する必要はないということでした。行動を書き出さなければならないのは、中間目標が抽象的な表現であったり達成できそうかどうかわからないような場合なのだそうです。

ブランチやクラウドと比べると、アンビシャス・ターゲット・ツリーは演習の時間が短く、もうちょっとじっくり取り組みたかったなと思いました。その代わり、講師の方がこれまでより教科書に忠実に進めてくださいましたので、理解は確実にすることはできたのではないかと思います。とはいえ昨日までの三日間は疲れを感じなかったものの、さすがに今日は疲れを自覚しまして、なかなか講師のお話が耳に入ってこなかったのは否定できません。

最後には認定書の授与式があり、TOCfE Inc.会長のKathy女史から認定書が手渡されました。Kathy女史は日本語を話されないので(研修中にお話しされる場合はボランティアの方が通訳されていました)あまりおっしゃってることが聞き取れませんでしたが、感謝の気持ちを込めて私のたどたどしい英語で感謝と決意の言葉をお伝えしました。ちなみに、認定書が予想してたよりもかなりしっかりしたものだったので、それにはちょっと驚いてしまいました。

フィナーレとしてオフィシャルの懇親会が開かれましたが、そこである方に「4日間どうでしたか?」と問われて、とっさに「一言で言えません」としか答えられませんでした。とにかく様々なことを深く深く学びました。もちろん私は仕事の中にTOCの考え方を取り入れていきたいので、これからも練習を重ねて習熟できるように励みたいと思います。この研修に関わってくださった皆さん、お目にかかった皆さん、本当にありがとうございました。



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