<サービス紹介> アイデアを気軽に試せる「ソフプロ™」

前回、新年最初の記事で、自社のビジネスを整理したという話を書きました。それらは最終的に以下のようになりました。

  1. ソフプロ™
  2. プロマネの右腕™
  3. かかりつけ!ITドクター™
  4. オンデマンドCIO™

本当はその記事に続けて、それら一つ一つについての紹介記事を書こうと思っていたらあっという間に1月が終わってしまいました。気を取り直して、改めて詳しく取り上げていきたいと思います。

今回最初にご紹介する「ソフプロ™」はソフトウェア・プロトタイピングを略して呼んだ造語です。ITサービスの主にユーザインタフェース(UI)となるソフトウェアのプロトタイプを実際に触れて体験することで、プロダクト(実際のITサービス)のイメージを鮮明にしてもらい、その後の投資判断などのアクションにつなげてもらおうというサービスです。プロトタイピングとは、主に製造業において、開発中の新製品を量産化する前に試作品を製造して設計等の妥当性を評価する過程のことを指しますが、その考え方をソフトウェア領域に応用したものがソフトウェア・プロトタイピングです。

新事業・新サービスを始めるに当たっては不確定要素(それがリスクとなるのですが)が多く、ビジネスモデルや運用イメージが固まっていないのが普通です。ですので、最初に要件を確定させて工程ごとに承認を得ながら進めていく従来の(ウォーターフォール型のような)直線的な開発手法とは相性が良くありません。見積・発注段階で要件が固まっていなければ、完成してから、あるいは完成間近になってから要件を追加・変更することになり、やり直す分だけコストはかさみ期日は延伸することになるからです。


新しいビジネスを思いついた場合もそうですが、例えばもしあなたが経営幹部で社内から新サービスの企画が上がってきたという場合、その企画にGoを出すかどうかどうやって判断しますか。オーソドックスなソフトウェア開発というと、実際に発注するまでは資料ベースでの提案・検討が主流です。もし、発案者のプレゼンテーションを踏まえて投資を決定し、実際にソフトウェアの完成品を手に入れてからこのアイデアがダメだ(=ビジネスとしての見込みがない)と分かっても、一度投資したアイデアを捨てることには心理的な抵抗があり、さらにズルズルと無駄な投資を続けてしまうことになりかねません。

「ソフプロ™」では、実際に動かしてみることができるプロトタイプ(試作品)を構築しますので、資料だけよりも新サービスのイメージが明確になり、本格的な投資をする前に試行錯誤してアイデアを練ることができます。また、プロトタイプの提供頻度や打合せの時間・形式等に応じて事前に月額料金を設定し、要件の追加・変更に対する料金はかかないような料金体系としています。料金が月単位でかかることになるので、仮にプロトタイピングを経ることによって「このアイデアには投資しない」という判断ができれば、その効果は大きなものとなります。

投資をすると決めた場合も、プロトタイピングによってリスクは洗い出され、アイデアはかなり洗練されていますから、自信をもって開発に投資することが出来ます。また、投資した以上はビジネスとして成長させ、相応のリターンを得たいものですよね。そういった開発面・運営面でのご相談は「ソフプロ™」の範囲外なのですが、残りのサービスメニューによってそれらをカバーしています。

「ソフプロ™」の詳細はこちら
http://www.crossidea.co.jp/services/software-prototype.html


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プロマネの右腕

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