思い込みを壊せ――「チーズはどこへ消えた?」の続編

ITコーディネータの吉田聖書よしだみふみです。

皆さんはこのゴールデンウィークは
どのように過ごされましたか。
私は10連休の前半は旅行に行ったのですが、
新幹線に乗る前に立ち寄った駅の書店で
ふとある書籍が目に留まり
珍しく衝動買いをしてしまいました。

その書籍とは
「チーズはどこへ消えた?」
という自己啓発本の続編です。

「チーズはどこへ消えた?」については
昨年の夏に本ブログの記事でも引用しました。
インディペンデントコントラクターは自ら変化を起こすべきか

前作の要点としては、
黙っていても環境は変化していくので、
そこに身を置く自分も変化し続けなくてはいけない
というメッセージでした。

それに対して続編では、
変化できなかった人が採りうる選択肢について
小人たちのたとえ話の続きとして語られています。

書名:迷路の外には何がある?
副題:『チーズはどこへ消えた?』その後の物語
著者:スペンサー・ジョンソン
訳者:門田美鈴
発行:扶桑社/2019年2月27日
ISBN:978-4-594-08165-2

簡単に言うと、
変化できない主な原因は、
その人の思い込み(信念)であり、
その思い込みを取り除けば
信念を変えることができ、
迷路から抜け出すことができるというもの。
そしてその信念を変えるかどうかは
本人が決めることであるということです。

よく、変化すべきことは理解しているのに
「自分は変化することができない」と
自己暗示をかけている人を見かけます。
もちろん本人はそんなつもりは無いでしょう。

しかしそういう言葉を発していると
そのような言葉は形となって実現します。
自分で変化しないことを決めてしまっています。

(潜在意識の性質については
こちらの記事を参考にしてください。
「潜在意識をとことん使いこなす」C・ジェームス・ジェンセン 著

そして、変化できずに苦しみ続け、
変化できないことを人のせいにします。
人のせいにしても解決するはずはありません。
なぜならそれは本人が決めることだからです。

この物語に出てくる小人も同じです。
自分が惨めな思いをしているのは
変化している環境のせいだと、
自分以外にその原因を求めています。

何故変化できないと思うのか。
思い込んでいる前提条件を炙り出し、
前提を疑うことが第一歩となります。
その次はとにかく行動すること。
行動すればいろんなことが分かります。
迷路から抜け出すヒントも
少しずつですが得ることができます。

ですから、物事で行き詰った時、
まずはその思い込みを排除することに
全力を尽くしたいと思います。
そして自分で決断する勇気と
行動を後押ししてくれる仲間を
持ちたいと思います。


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