ITコーディネータの吉田聖書です。
いよいよ10連休が目前ですね。
街では正月休みより長いという声も聞かれ
どうやって過ごそうかと
頭を悩ませている方も
多いのではないでしょうか。
ところで「ワーケーション」
という言葉をご存じでしょうか。
work(仕事)とvacation(休暇)を
組み合わせた言葉で、
和製英語かと思ったら、
アメリカで生まれた造語のようです。
日本航空(JAL)でも取り入れており、
ちょっとしたニュースになりました。
以前はあまり考えられなかったことですが、
ここまでパソコンが高性能かつ小型化し、
WiFiやモバイル回線を利用して
インターネット環境を持ち歩けると、
どこでも仕事ができるようになります。
もちろん、職種の制約はあって、
場所と時間が決められている
ブルーカラーの場合は無理ですが、
ホワイトカラーの場合は
どこで仕事をしようが
一定の成果は出せるのではないか
と考えています。
特に、会社員や公務員のように
時間に縛られるのではなく、
プロフェッショナルとして
スモールビジネスを
行っているような人の場合は、
顕著なのではないでしょうか。
私もある時、休暇を取って
(クライアントが営業している日程で)
家族旅行にパソコンを持参し、
旅先でモバイルルータをレンタルして
ちょっとした空き時間に
メールを読み書きしたり、
資料の作成やレビューをしたり
といった仕事をしたことがあります。
相手から見れば
普通にメールが返ってくるわけですから、
「実際に」どこで仕事をしているかなど
深く調べない限り分かりません。
今はWeb会議のシステムも
充実していますから、
やろうと思えば、
旅先でも会議はできます。
これを読んで、中には
「せっかくの休暇なのに、
旅先でまで仕事なんて」
と思われた方もいるかもしれません。
しかし、
嫌々仕事をしている人ならともかく
好きな仕事をしている人にとっては
旅先でも仕事をできるなんて夢のようです。
ましてリゾートであれば、
とても開放的な気分で
仕事ができるのです。
疲れたら綺麗な景色を見て
すぐにリラックスできます。
また、
仕事が嫌だからと言って
仮に休暇で数日間のブランクがあると
やるべきことが溜まってしまい
それが更に休暇明けの仕事を
憂鬱で嫌なものにします。
それであれば、
せめて状況を把握しておくだけでも、
休暇明けにスタートダッシュを
切ることができ、
本人や職場にかかる負担も
軽減されるのではないでしょうか。
近年、働き方改革や
東京オリンピックの
通勤ラッシュ軽減の施策としても
リモートワークが注目されています。
在宅ではなくワーケーションであれば、
自分のためだけではなく、
例えば家族サービスと
仕事の両立も実現できるなどの
メリットも享受できます。
従業員を時間的・空間的に拘束するのは
もはやあまり意味がないと感じます。
ワーケーションを
嬉しいものと捉えるか
嫌なものと捉えるか、
それは人それぞれのマインドに
依存するとは思います。
私も実際にやってみて、
開放的な空間で心地よい風を感じながら
かつ仕事もできるということの
計り知れない可能性を感じました。
またそういった機会を
積極的に作っていきたい
と考えています。
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