密かに話題のSTATION BOOTH(ステブ)を体験してきました

ITコーディネータの吉田聖書よしだみふみです。

東日本旅客鉄道(JR東日本)が
「STATION WORK」という
駅ナカの貸しスペースの事業を始めた
というニュースはご存じの方も多いと思います。

先日、オンライン会議を行うために
ここを利用する機会がありましたので、
今回レポートしたいと思います。

便利そう!というフィーリングで
利用することを決めたため、
どうやって申込んで良いかも
全く分からなかったのですが
意外と簡単でした。

公式サイトにアクセスし、
メールアドレスを入力すると
認証用のメールが送られてくるので、
記載されているURLにアクセスして
個人情報やクレカ情報を登録するだけ。
入力項目も少ないし、とっても簡単です。

会員登録出来たらブースを予約。
施設は「STATION BOOTH」という名前のようです。
ステーションブースなので、
勝手に「ステブ」とか呼んでいます。

後は、任意ではありますが
Suica/Pasmoのカード番号も登録しておけば、
そのSuica/Pasmoでブースを解錠できる
ということなので入力しておきました。
Suica/Pasmoの番号を登録しない場合、
別途発行されるQRコードで解錠できるようです。

今回は新宿駅の施設を利用しましたが、
行ってみたらブースは4つありました。
そのうちの1つには「空」という
緑色のランプが点灯していました。
それ以外は消灯していて、
私が予約しているブースも消灯していたので、
あれ?誰かいるのかな?と思ったら、
そうではなく勘違いでした。
指示灯は予約が入っているかどうか
――つまり予約なしで今すぐ利用できるか――
を示しているようで、消灯していても
開始時刻になれば自分のSuicaで解錠することができました。
(SuicaやQRコードで途中退出しても
再度解錠ができます。)

扉を開けて中に入り、
まず、照明を点けました。
そして荷物を降ろして椅子に座りました。
椅子は回転はしますが位置は動かせません。
なので、利用者の体形によっては
狭いと感じる可能性があります。

設備としては、エアコン、傘立て、
電源(AC電源の他にUSBのDC電源もある!)、
Wi-Fiも使えてPC作業を行うには絶好です。
更に、19インチの液晶モニターと
HDMIケーブルも備わっており、
オンライン会議の共有画面を見ながら、
手元の資料の閲覧や編集ができ、
快適な作業環境が提供されています。

カフェやコワーキングスペースと比べると
ドリンクバーは無いけれど、
オンライン会議をやるならこっちがいいかなと思いました。
15分で税抜250円(キャンペーン中は税抜150円)
なので1時間では税抜1,000円。
これを高いと取るか、安いと取るかですね。

何より周囲を気にしなくて良いのはありがたいです。
独りで作業をするだけなら、
カフェやコワーキングスペースでもいいですが、
オンライン会議の場合、
場所や時間帯によっては人が多すぎて、
周囲が騒がしいと相手の声が聞き取れなかったり、
逆に人が少なすぎて静かだと声量に気を使います。
そういう意味で個室(一人用のブース)は
それなりにニーズはあると思います。

働き方改革の流れで、
いわゆる固定のシェアオフィスも魅力だけど
場所を選ばないノマド的な働き方であれば、
どこでも気軽にドロップインできる環境
の方がありがたいです。
また、予約できるというのが、
カフェなどと違って
空席を探して彷徨うこともなく
時間が有効に使えますね。

このようなタイプのブースも
運用していけば、エアコンが故障するとか
モニターが故障するとか
そういう問題は発生すると思います。
ですが、個室のブースであれば
既存のデッドスペースを有効に活用できるので
この手のブースは今後増えていくと思いますし、
増えていって欲しいと思います。

STATION WORK公式サイト
https://www.stationwork.jp/



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