噂の「オンライン飲み会」

プロジェクトオーガナイザの吉田聖書よしだみふみです。

不要不急の外出や、大勢での集会・飲み会の自粛が要請されている中、
Web会議システムを利用した
「オンライン飲み会」
の話をよく聞くようになりました。

実は「オンライン飲み会」のアイデア自体は
それほど新しいものではありません。
ただ、それを本気でやろう
という人はいませんでした。
少なくともメディアで取り上げられたり、
私の周辺で噂に聞くようなことはありませんでした。

例えば
複数拠点にまたがる体制のプロジェクトで打ち上げをやろうという時、
わざわざ打ち上げだけのために遠方から集まるというのは現実的ではないので、
実際にはそれぞれの拠点で打ち上げを行うことになります。
そこで、以前だったら
「Web会議でつなぎましょうよ」
というのがよくある冗談だったわけですが、
それがいよいよ本気で行われるようになってきたのです。
当時はまさかこんなことになるとは思ってもいませんでした。

最初は2月ぐらいだったでしょうか。
テレビ番組で、
地方の酒蔵・醸造所が販促のために
ファンの方々とオンライン飲み会を開催した
というニュースが紹介されたのを見て、
ついに来たかと思いました。
それ以降、SNSなどでも
体験談が次々と紹介されるようになりました。

大人数の集会を控えて下さいとか、
外出を控えて下さいとか、
そもそも集まっての飲み会が難しい状況になっています。
私も実際に仲間内のオンライン飲み会に参加してみましたが、
このような状況下で
お互いの無事を確認し合ったり、
近況を報告し合ったり、
何よりも他愛のない雑談ができたことで
思ったよりも楽しめたというのが正直なところです。

まあ、自宅で部屋着のために
リラックスしていることもあってか
普段家で飲んでいるよりも
つい、多く飲んでしまったりということも
無くはないです。
ラストオーダーもないので、
12時を回る頃に「じゃあそろそろ」
という感じでお開きになります。
先に入浴しておけば、後は歯を磨いて寝るだけ
というのも楽ちんですよね。

オンラインの場合は、
何よりもウィルス感染のリスクなしに開催することができますので、
現在のような状況下では非常に合理的です。
料理もドリンクも
シェアすることができませんが、
それぞれ何を飲んでいるとか、
何を食べているとかを
紹介し合うことで補うことができました。

実は我が家の子供たちも、
Web会議システムを使って複数の友達と同時につながって
おしゃべりやゲームを楽しんでいます。
ただでさえ学校が臨時休業となっており、
変化のない日常に飽きていた様子だったので、
ちょうど良い刺激となっているようです。

流石に、
この緊急事態が解除されてからも
継続すると思っていないですし、
オンライン飲み会だって
これからもずっとやるものだとは思っていませんが、
緊急事態が解除されてからも
遠方の友人や仲間たちと
時々はオンラインでつながるというのも
楽しいかもしれません。

でも、子供の頃、
「テレビ電話があったらいいな」
と夢見ていた状況が
既に手に入っているのだと考えると
時代は変わったなと感じます。

たとえ今、在宅勤務に移行して
不便だなと感じる部分があっても、
きっと近い将来は
そういった不便さを解消するような技術が
世の中に出て来るのではないか。
そういった期待も抱かせてくれます。



関連記事

プロマネの右腕

クロスイデアでは、新サービス・新ビジネスの 立上げや計画を中心に
プロジェクトマネジメントの支援を行っています。

新サービスの企画を任されたけど どう進めていいか悩んでいる担当者、
部下に新しい企画を任せたけど このままで大丈夫か不安な管理職の方、
以下のサイトをご参照ください。
https://www.crossidea.co.jp/services/right-hand-pmo.html

YouTubeにて動画配信中!

プロジェクトマネジメントのノウハウを
YouTubeで配信しています。
ブログと併せてご活用ください。

Comments are closed.