懐かしいけど必要ない

プロジェクトオーガナイザの吉田聖書よしだみふみです。

今では写真はデジタルが当たり前ですが、
幼少期の写真がアナログだった
という人も多いと思います。

私がデジタルカメラを初めて手にしたのは大学生の頃。
インターネットかパソコン通信で
中古品(新古品)を購入しました。
当時のデジカメは乾電池駆動で
すぐに電池切れになるし、
画素数も小さいうえに画質も粗い。
今から考えると全く良いところがない代物でした。

それでも、昔のパソコンの表示は
そもそも画素数が大きくありませんでしたので、
最近の写真と比較すると劣るということであって、
当時はあまり気になりませんでした。
それよりも、撮影した写真を
現像しなくてもその場で確認できたり、
失敗したと思ったら削除して再撮影できたりと、
メリットの方が大きく感じられ、
将来に期待が膨らんだものです。

さて、一方で、
昔のアナログ写真の扱いをどうしようか
と考えたことはありませんか。

昨年、実家の家財の撤去をした時、
自分の小さい頃の写真とか卒業アルバムとか
懐かしいなぁと思って眺めていたのですが、
さすがにそれらをすべて持って帰るわけにはいかない。
何しろ昔のアルバムは大きくて重たいし
(差し込み式ではなく貼り付けるやつです)
それが6~7冊もあったからです。

20年位前にもフィルムスキャナを買おうと思ったことがあり、
今回も頭をよぎりました。
ただ、それはフィルムが残っていればいいですが、
今回は残っていないものがほとんどでしたので、
その選択肢は最初からありませんでした。

ネットで色々と検索したところ、
近年は便利なサービスがあるもので、
フィルム(ネガ)ではなく
アルバムに貼り付けた写真(ポジ)を
デジタル化してくれるサービスを見つけました。

富士フイルム・スキャンサービス
https://pg-ja.fujifilm.com/dubbing-scan

節目写真館
https://fushime.com/

ただ、それと同時に、
そういったサービスの利用に水を差すコラムを見つけてしまったため、
私は結局利用を見合わせ、
まるごと処分することにしました。
古い写真ですから
ものによってはカビも生えていましたし。

そのコラムによると、
多くの人はデータ化して満足してしまい、
鑑賞することはほとんどないということです。
そのコラム記事を読んで、
貸倉庫(トランクルーム)のビジネスモデルを思い出しました。
貸倉庫というのは収納スペースを貸し出すサービスですが、
あるサービスでは固定の月額料金のみで
出し入れにかかる運搬費用は無料とのことです。
(もちろん月額料金の中に運搬費用が含まれているのですが)
実際には物を預けたきりで
動かさない人がほとんどだそうです。

実際、私も長年鑑賞しないで過ごしてきて、
データ化したからといって
今更そんな鑑賞することがあるかというと
きっと無いんだろうなと思ったわけです。
なので、数万円もかけてデータ化するのは
私にとっては全くの無駄と思えたため、
やめておこうという気持ちになりました。

もちろん、考え方は人それぞれなので、
昔のアルバムを処分する際には
身内に相談したり、あれこれ考えたりして
決めると良いと思います。



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