<サービス紹介> 情報システムの健康増進に「かかりつけ!ITドクター™」

今年最初の記事で、自社のビジネスを整理したという話を書きました。

  1. ソフプロ™
  2. プロマネの右腕™
  3. かかりつけ!ITドクター™
  4. オンデマンドCIO™

前回は「プロマネの右腕™」という外部PMOサービスをご紹介しました。今回ご紹介するのは「かかりつけ!ITドクター™」です。これは外部の立場でITサービスマネジメントを支援するサービスです。100~1000人規模の企業において社内/社外向けの情報システムを所有し、自社でITサービスの提供と運用管理を行っている部門を主な対象としています。ITサービスというのは一種の用語で、言い換えれば社内外向けの情報システムのことですが、従来のように単なる間接業務と見るのではなくサービスとみなして自社のビジネスを牽引する仕組みと捉えていただければ良いと思います。ITサービスを上手く回す事をITサービスマネジメント(ITSM)、その仕組みの事をITサービスマネジメントシステム(ITSMS)と呼びます。

ITサービスを運営していると、サービス開始直後はスムーズな運営ができていても、利用者が増えるにつれてシステム利用についての質問やトラブルについての問合せ、改善要望などのコンタクトが増えてきます。最初のうちはひとつひとつのコンタクトに対して丁寧に応対できていたとしても、数が増えてくればレスポンスが遅れたり漏れたりといった不手際が発生することがあります。そういうことが頻発すれば利用者からの信用を失うことになりかねません。逆に、コンタクトの傾向を分析したり、業務全体のボトルネックを分析したりして、役割やフローなどを見直し、改善要望に継続的に対応し、問合せ等の数が多くても漏れなく対応できる仕組みを作ることができれば、利用者からの信頼につながるだけでなく、ビジネスへの貢献度も大きくなっていくのではないでしょうか。
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<サービス紹介> プロジェクトを外部から支援する「プロマネの右腕™」

新年最初の記事で、自社のビジネスを整理したという話を書きました。

  1. ソフプロ™
  2. プロマネの右腕™
  3. かかりつけ!ITドクター™
  4. オンデマンドCIO™

前回は「ソフプロ™」というソフトウェア・プロトタイピングのサービスをご紹介しました。今回ご紹介するのは「プロマネの右腕™」というプロジェクトマネジメントを外部からサポートする…つまり、円滑にプロジェクトマネジメントが行えるようにプロジェクトマネージャを支援するサービスです。プロジェクトの規模は中心メンバーが10人程度、期間は1年程度のものを主な対象としていますが、それより大きくても小さくても対応は可能です。

プロジェクトをきちんと進めていくには、例えば最初に全体の計画を立て、工程ごとのプロセスや各種フォーマットなどの規準・標準類を定義しなければなりませんし、運営していく中で必要があればそれらを改善していかなければなりません。社内でそういった教育をきちんと受けておられる方は問題ないと思いますが、もしそのような教育を受けていない場合はいったいどうすれば良いのでしょうか。プロジェクトマネージャをされている方の多くはPMPなどの資格を保有していると思いますが、「プロマネの右腕™」では、こうした座学ではなかなか身に付かないプロジェクトマネジメントのスキルをOJTを通して学んでいただきながら、実際にプロジェクトを回していただくことを目指します。
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<サービス紹介> アイデアを気軽に試せる「ソフプロ™」

前回、新年最初の記事で、自社のビジネスを整理したという話を書きました。それらは最終的に以下のようになりました。

  1. ソフプロ™
  2. プロマネの右腕™
  3. かかりつけ!ITドクター™
  4. オンデマンドCIO™

本当はその記事に続けて、それら一つ一つについての紹介記事を書こうと思っていたらあっという間に1月が終わってしまいました。気を取り直して、改めて詳しく取り上げていきたいと思います。

今回最初にご紹介する「ソフプロ™」はソフトウェア・プロトタイピングを略して呼んだ造語です。ITサービスの主にユーザインタフェース(UI)となるソフトウェアのプロトタイプを実際に触れて体験することで、プロダクト(実際のITサービス)のイメージを鮮明にしてもらい、その後の投資判断などのアクションにつなげてもらおうというサービスです。プロトタイピングとは、主に製造業において、開発中の新製品を量産化する前に試作品を製造して設計等の妥当性を評価する過程のことを指しますが、その考え方をソフトウェア領域に応用したものがソフトウェア・プロトタイピングです。

新事業・新サービスを始めるに当たっては不確定要素(それがリスクとなるのですが)が多く、ビジネスモデルや運用イメージが固まっていないのが普通です。ですので、最初に要件を確定させて工程ごとに承認を得ながら進めていく従来の(ウォーターフォール型のような)直線的な開発手法とは相性が良くありません。見積・発注段階で要件が固まっていなければ、完成してから、あるいは完成間近になってから要件を追加・変更することになり、やり直す分だけコストはかさみ期日は延伸することになるからです。
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