ICとして生き抜く知恵とは

昨日27日(月)はIC協会の月例セミナーがあり、参加してきました。なかなかまとまった時間が取れなかったためフル参加としては約1年ぶりでした。4年続いた理事の体制が今年の8月に新しくなってから、私自身は初参加となります。今回のテーマは「共有したいICとして生き抜く10年の知恵~守り続ける5つのルール、3年ごとの節目、オンリーワンのブランディング」というタイトル&サブタイトルで新理事長の齊藤さんのご講演がありました。これまでにも何度か齊藤さんのお話は伺っていていつも影響を受けるのですが、今回もなるほどなと思わされたことがいくつかありますので、まだあまり整理できていないですがメモしておきたいと思います。

一三の法則を知ること

組織の構成員や店舗などの数に1とか3とかが付く時がオペレーション、つまり管理方式や仕組みを切り替えるタイミングたということ。1人が3人になった時、3人が10人になった時、というようなタイミングで現状の仕組みの限界が来るため、新しいサイズに適した仕組みを導入しなければならないということ。例えば数人のチームでやっていた時の運営方法が10人を超えると通用しなくなるというのは良く聞く話です。

誰かに引き継ぐことを前提に仕事をすること

これは自戒を込めて取り組まなければ課題だと認識しました。兎角目の前の仕事に専念しがちですが、一歩引いて仕組み化することを考えることでそれが更なる価値を生むということもあります。すぐに全てに対してということは難しくても一つ一つ引継ぎ資料などを整備していきたいと思いました。

アウトプットを決めてインプットすること

もっと若いころは闇雲に情報をインプットしていた感がありますが、やはりアウトプットがないとただの情報のシャワーを浴びただけになってしまいます。アプトプットを意識することで必要な情報が明確になり、それがフィルタの役割をして膨大な量の情報から必要なものだけを抽出することを可能にするのだそうです。アンテナを張るという表現もありますね。かつて齊藤さんの真似をして取り組んでみたこともあるのですが、アウトプットの最終形態に練り上げるまでに時間がかかってしまい長続きしませんでしたが、再チャレンジしてみようと思います。

3年周期を意識すること

何事も3年周期でとらえるようにすること。例えば一つのクライアントもそうで、ずっと同じことをやっていても当初の課題をやり尽くしてしまったり、お互いが慣れてマンネリ感も出てくるため、契約にもライフサイクルがあるのだということを認識しました。特に私のように外部の立場で組織の支援をする場合、長くいれば「外部の立場で」という部分がどうしても弱くなってくるので、新たな役割を担ったり別のテーマ設定をしない限りはやむを得ない事かなと思っています。

先輩プロワーカー方のお話しは実体験に基づいているだけに重みがあり、「自分も」と思わずにはいられませんでした。引き続き邁進していきたいと思います。


関連記事

プロマネの右腕

クロスイデアでは、新サービス・新ビジネスの 立上げや計画を中心に
プロジェクトマネジメントの支援を行っています。

新サービスの企画を任されたけど どう進めていいか悩んでいる担当者、
部下に新しい企画を任せたけど このままで大丈夫か不安な管理職の方、
以下のサイトをご参照ください。
https://www.crossidea.co.jp/services/right-hand-pmo.html

YouTubeにて動画配信中!

プロジェクトマネジメントのノウハウを
YouTubeで配信しています。
ブログと併せてご活用ください。

Comments are closed.