ITコーディネータの吉田聖書です。
先週2月21日に、オプンラボ社主催の
「現場リーダーのための業務の見える化ワークショップ」
に登壇しました。
その時の様子をご報告します。
今回のワークショップは
業務フローを作成するというもの。
ただ作るというのではなく、
どういう風に考えて作ればよいかということを
理解していただくというものです。
このブログでも、ここしばらくは
業務フローについてのエントリーが続きましたが
まさにその内容を実際にやってみてもらいました。
最初は業務とは何か、
という基本的な問いから初めて
「理解されやすい業務フローを書くコツ」
に書かれたような業務フローの作成手順を説明しました。
最初の演習は、
「業務プロセスを因果関係で整理する練習法」
に書かれたような、家具の組立説明書を使って
プロセスマッピングを行うもの。
まずは図法に慣れていただきました。
次の演習は、
「業務フローの練習法~料理のレシピを使って~」
に書かれたような、料理のレシピからプロセスマッピングを行って
それをスイムレーンに転記するもの。
これで上記の作成手順の流れを覚えていただきました。
そしてメインの演習は、
先ほどの基本的な演習を踏まえて、
サンプルの業務シナリオから
業務フローを上記の手順に従って作成してもらいました。
去年の4月に開催した前回は
WBSを作成するワークショップを行いましたが、
ふりかえると難易度が高かったかなと思い
今回はターゲットを25~35歳と設定し、
意識して平易な内容を心掛けました。
ワークショップで得られた成果について
参加者の方に質問してみました。
いくつか抜粋します。
- 作業の後に成果物を付けるという法則をあまり意識していなかった。
今まで作った資料を振り返りたい。 - 関わってくる業務が何か、関わらない業務が何かが視覚的に分かり、
複数の人と共有する時に分かりやすい。 - いきなりフローを書こうとすると手が止まる。
頭の整理の仕方を学べて良かった。
前回は難しかったためか、
参加者の中に幾分かのもやもやが
残ってしまった印象を受けました。
今回は狙った通り、演習をやり切って
一通りの手順について
スッキリと理解していただけたと感じました。
おかげさまで今年度は2回開催することが出来ました。
来年度も状況が許せば継続していきたいと思います。
リスク管理など、また違ったテーマで
管理職になりたての30~40代向けに
ワークショップを企画していきたいと思います。
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プロマネの右腕
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