今日は新宿でJSDG東京ミニ研修会が行われ、参加してきました。会場は「新宿三丁目貸会議室」というそのままの名前ですが、新宿三丁目駅出口直結の便利な場所。そこそこの年代のビルですが、エレベータを上がってフロアに降りると受付があり、お洒落な内装が広がっています。設備もまだ新しくてきれいです。
さて、今日の研修会のテーマは「ファンの立場から見たプロスポーツチームのIT活用に関するシスアド的考察」ということでお話をされました。発表者は昔からのファイターズファン。2004年に北海道に本拠地を移転してからどのようにチームを築き上げて行ったか、そこにどのようにITが活用されているのかという内容だったのですが、私が想像していた以上にIT化が進んでいるようでした。
特に目を引いたのが独自に開発・導入したBOS(Baseball Operating System)という人材管理システム。コンピュータ雑誌にも紹介されたようなのですが、効率的な人材登用が可能になり、戦績アップにも寄与したのだとか。このシステム、まだ他の球団には入っていないそうなのですが、ファイターズは1億円かけて導入したというだけに、他の球団が二の足を踏むのも無理はないかなと思います。
普通の企業でも使えそうなシステムですが、プロ野球は選手の登録枠が70人と決められているだけに、普通の企業よりもドラスティックな人事がおこなわれます。さすがに普通の企業では人を採用したらその人数分だけ解雇するというわけにはいきませんよね。先日もドラフト会議が行われましたが、これからは試合だけでなくストーブリーグにも着目していきたいと思いました。
北海道日本ハムファイターズ
http://www.fighters.co.jp/
新宿三丁目貸会議室
http://www.shinjuku-kaigi.com/index.html