スーパーコンピュータ「富岳」使ってみる?

プロジェクトオーガナイザの吉田聖書よしだみふみです。

去る3月9日に、
スーパーコンピュータ「富岳」が完成した
というニュースがありました。
ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、
私はこれを聞いて違和感を覚えました。

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これからのレコメンド機能が備えるべきもの

プロジェクトオーガナイザの吉田聖書よしだみふみです。

アメリカ大統領選挙の絡みで
SNSの在り方が問われています。
今回はSNSを含めたWebサービスの
私が日頃思っている不満について
書いてみたいと思います。

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新型コロナの検査結果にも応用できるベイズ理論

プロジェクトオーガナイザの吉田聖書よしだみふみです。

近年のAIブームによって、
特に機械学習の分野において
ベイズ統計学(ベイズ理論)が注目されています。

数学は苦手という方でも
「条件付確率」といえば
何となく覚えているという人もいるのでは。

それが、

新型コロナの検査で「陽性」と診断された時に
本当に感染している確率は?

という問に答えるものであるということです。

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効率的な仕事 vs 効果的な仕事

プロジェクトオーガナイザの吉田聖書よしだみふみです。

新年あけましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

法制度の影響か、昨年はやたらと
「働き方改革」という単語を耳にしました。
その文脈の中で「労働生産性の向上」ということが叫ばれています。

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RPA導入の勘所~大和ハウス工業の事例発表から~

ITコーディネータの吉田聖書よしだみふみです。

先月RPAについての記事を書いたところ
普段よりも反響が大きく
RPAについての関心の高さを感じていました。
そして、タイミングよく今月9日に
日本システムアドミニストレータ連絡会(JSDG)の主催で
RPAで進める働き方改革、シスアド再興!
というテーマの研修会が開催されましたので
参加して感じたことをお知らせしたいと思います。

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RPAは生産性の向上に寄与するか

ITコーディネータの吉田聖書よしだみふみです。

今年に入って急に耳にするようになったRPA。
みなさんもどこかで聞いたことあるかも知れませんね。

去る5月13日にAI+IoTのもくもく勉強会に参加しまして、
その際、RPAソフトウェアのハンズオンを行いましたので
感じたことをまとめようと思います。

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新しい勉強会のスタイル「もくもく会」とは?

ITコーディネータの吉田聖書よしだみふみです。

先日,IoT+AIのもくもく会に参加してきました。
「もくもく会」というのは耳馴染みのない言葉ですよね。
勉強会というと主催者がテーマを提示するケースをイメージしますが,
もくもく会の場合は,大きなテーマ、分野は決まっていますが
その時その場で具体的に何をやるかは決められていません。
自分の興味のあるテーマについて調査したり試作したりといった作業を
持ち寄って,ただ黙々と行うというだけの会です。

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AIに使われるな、AIを使いこなせ

本日19日はIC協会の月例セミナーが開催され、3カ月ぶりに参加してきました。本日のテーマは「未来から考えるICにとっての5年後、10年後の市場の変化(AI時代のトレンドの波に乗るICの働き方とは)」ということで、IC協会の会員でもあるニコラデザイン・アンド・テクノロジー代表取締役の水野操さんが登壇されました。水野さんは「あと20年でなくなる50の仕事」という衝撃的なタイトルの書籍も執筆されており、本日はその内容も交えてお話しくださいました。

20年後というと2036年。あまりに未来過ぎてイメージしにくいですよね。今年生まれた赤ちゃんが成人する頃です。今私たちが従事している仕事はどのようになっているのでしょうか。かつて工業化がブルーカラーの職を奪ったようにAI(人工知能)がホワイトカラーの職を奪うというような話を耳にしますが、正直なところどこまでAIというかコンピュータが侵食してきているのかは誰も知りません。少なくとも想像以上にAIが進化してきているのだろうということは想像できます。

昨今でも自動車の自動運転のニュースはよく耳にします。もし自動運転が法的にも技術的にも確立されたらまさしく運転手という職業は無くなるでしょう。それだけでなく考える仕事や判断する仕事さえもコンピュータに置き換わっている可能性すらあります。つまり、たとえ今ホワイトカラーの仕事に従事していたとしても、決して安泰ではないという時代が目の前にやってきているということです。

私のような働き方をしていると特にそうなのですが、一つの仕事に固執しているとやがては仕事を奪われる(失う)ということになりかねません。しかし、職業とはそもそも何なのでしょうか。一つの側面としては日々の糧を得る手段ということになるのかもしれませんが、結局はニーズがある(=買ってくれる人がいる)から職業として成り立つのであって、ICとしては必然的にどのようなニーズがあるかを追いかけていくということになるのだと思います。

最後に水野さんはハッとさせられる問いを投げかけられました。それは「AIに仕事を奪われることはつらい事か?それは何故か?」というものでした。今の私の答えは「NO」で、それは社員を雇う代わりにAIを使えばステップアップできると考えるからです。

私は「どんな仕事をしているのか」という問いが正直苦手で、一言で答えるのは大変難しいと感じています。それでもあいさつ程度であれば「IT関連」と答えれば充分なのでそう答えるようにしていますが、必ずしもITは必須ではないよな~と思っていたりします。ITに限らず求められることに対して必死で答えていく(=課題の解決をお手伝いする)ことをここまでやってきたということなのかもしれません。個人的にはちょうど自分がやってきた仕事の棚卸をしたいなと思っていたところでしたので、今回は大変タイムリーなお話を伺えたと思っています。