スーパーコンピュータ「富岳」使ってみる?

プロジェクトオーガナイザの吉田聖書よしだみふみです。

去る3月9日に、
スーパーコンピュータ「富岳」が完成した
というニュースがありました。
ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、
私はこれを聞いて違和感を覚えました。

富岳と言えば、2020年の夏ぐらいに
ヒトの咳やくしゃみによって
飛沫がどのように空中に舞うかという
シミュレーションをやってましたよね。
マスクの効果も検証していました。
その映像をご覧になった方も
多いのではないかと思います。
だから、富岳は既に完成していた
と思い込んでいたのですが、
去年はまだ開発中の状態だった
ということのようです。

それが先日無事に完成して、
一般に供用を開始すると同時に、
富岳を使った研究課題の公募も
始まったということです。

ただ、我々一般人は
いきなりスパコンを使っていいよ
って言われても困ります。
例えば、富岳の端末前に連れて行かれ、
どうぞ使ってくださいとか言われても
何して良いか分からないですよね。
ちょうど、学校で作文を書かされる時に
真っ白な原稿用紙の前で
頭も真っ白になる状況に似ています。

それは冗談として、
実際に利用するには条件があって、
一応審査があるようです。

公式サイトの募集要領には
次のような記述がありました。

  • (1) 利用者の成果創出、目標の達成、または本格的な「富岳」の利用、につながり得る研究であること。
  • (2) 「富岳」の利用環境においてアプリケーションの動作検証や性能評価等を行う小規模な課題であること。
  • (3) 提案課題の実施および成果の利用が平和目的に限定される等、科学技術基本法や社会通念等に照らして当該利用研究課題の実施が妥当であること。

少し硬い表現もありますが、
ごく当たり前の条件といった感じです。
あと匿名での応募はできず、
富岳の利用終了後に
報告書を提出する必要があるとのことです。

ちなみに、富岳にどんな
ソフトウェアが搭載されているのか
というリストも公開されていまして、

OSがなんとRHEL 8だそうです。
使用可能なプログラミング言語としては
FORTRAN、C/C++、Javaなど、
スクリプト言語は PythonとRubyが使えるそうです。
Tensorflow とか R も使えるみたいですね。

こうして見ていくと、
意外とスパコンが身近に感じます。
私でも使えるんじゃないか
という気になってきました。

私は10年以上前に、
ガラケー向けWebサイトを担当してまして、
当時はまだGoogleアナリティクスが
それほど一般的ではなかったですし、
ガラケーのWebブラウザで
JavaScriptがまともに動かなかったので
自前でデータを取得して
独自のWeb解析をやっていたんですね。
データを蓄積するのはいいんですが、
それを集計したり、
意味のある解析をやろうとすると
時間もかかって大変でした。
当時サーバのリソースを
かなり浪費した気がするんですが、
スパコンだったら一瞬で集計できそうですね。

我々一般人はスパコンの直接的な恩恵には
まだまだ預かれそうにないですが、
それでも、ちょっと夢を見させてくれるニュースですね。



※ この記事は、先日公開した以下の音声コンテンツを基に編集したものです。


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