ITコーディネータの吉田聖書です。
今月初めに行ったドイツでの話をしようと思います。
海外に限らず、見知らぬ土地を訪れると
現地の人たちにとっては当たり前のことでも、外の人にとっては驚きの対象であることが多々あります。
きっと日本を訪れる外国人も、同じような驚きを感じているのではないかと推測します。
何より戸惑ったのは交通システムの違いです。
まずは歩行者用信号機。
日本だと青信号から赤信号に変わる時、青信号の点滅がありますが、
ドイツではそのバッファがなく、気づいたら赤信号になっています。
なので、道路幅の半分くらいしか渡っていなくても容赦なく赤信号になり、
点滅している間に渡り切ろうというような行動ができません。
次に自転車専用レーン。
これはある程度大きな道路に限りますが、
車道の両脇に一段高くなっているところが歩行者レーンと自転車レーンに分かれています。
日本でも、歩道が色分けされて歩行者と自転車を分離しているところもありますが、
意外とみんなどちらともなくルーズに通行していますよね。
こちらのサイトでも指摘されているようにあんまり日本では定着していない模様。
ドイツでは自転車は自転車レーンをかなりのスピードで疾走してきます。
ですので自転車レーンを歩いていると轢かれそうになります。
それから、高速道路。無料です。
こちらのサイトによると大型車は有料で、一般車も2019年からの有料化の動きがあるそうですが、少なくとも今は無料です。
元々大型車も含めて無料だったためか、料金所がありません。また、一般車にはETCも必要ありません。
多少混雑による渋滞があったものの非常に乗り降りがスムーズでした。
また、大きな施設などを除いて駐車場がありません。
制度として路上駐車が認められています。交通量の多い幹線道路沿いでも関係ありません。
なのでパーキングメーターはありましたが、いわゆるコインパーキングは見かけませんでした。
住宅街でもガレージらしきものは見た記憶がありません。
これが果たして良いのかどうか分かりかねますが。
あと、日本と同様にカーシェアリングサービスがありましたが、
これも駐車スペースは路上だそうです。
次回は鉄道について書こうと思います。
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