知ってて役に立ったドイツ語

ITコーディネータの吉田聖書よしだみふみです。

昨年ドイツに行き、
そこで見聞きしたことをブログ記事に書きました。
これはなかなか反響があったし、
書いて良かったなと思っています。

当時は書きたいことは書き切った
と思っていましたが、
改めて振り返ってみて
もう一つこれは書いておきたいな
というテーマを思い付いたので、
今回はそのことについて書きます。

そのテーマとはドイツ語です。

よく聞かれた質問の中で、英語は通じたという話をしました。
まあ、観光客として行く分には
英語でのコミュニケーションができれば何とかなりそうです。
でも、ある程度のドイツ語を知ってたことで
とても助かったという経験をしたのも事実です。

私はドイツに行く前、去年の4月から
NHK教育テレビ(Eテレ)で放映している
「旅するドイツ語」という番組を見ていました。

その番組は半年で1クールで
ドイツに行ったのが8月ですから
一通りを視聴することはできなかったのですが、
それでも全く知らないで行くよりは
少しでも知ったことで
旅が豊かなものになったと思います。

この「旅する」シリーズは
いわゆる語学学習の番組というよりは
旅行番組に近いと思います。
言語の文法をしっかり学ぶのではなく
旅先で起こりうる場面を想定し、
そこで使えるフレーズを中心に
紹介していくものとなっています。

ドイツに赴任している先輩夫妻も
「旅するドイツ語」を見ているそうで、
彼らに言わせると、あの番組はずるい、
実際にドイツ語で質問が出来ても
答えとして返ってくるドイツ語を
理解するのが難しいのだから
…ということでした。

ごもっとも。
なので私が旅先で実際に発したドイツ語は
挨拶プラスアルファくらいでした。

でも、掲示物を見るときは話がまた別です。
駅の通路にある案内表示などは
英語が併記されていることも多いのですが、
そういうのを除けば
ほとんどドイツ語しか書いていません。

駅の売店で買い物をするときも
実物があって値札があれば
全く困ることはありませんが、
レストランのメニュー表で写真もなく
ドイツ語しか書いてないと
何を選んだら良いか分かりません。
なので食事をする店を選ぶときは
英語のメニューがあるかどうかで選んでいたくらいです。
(観光地にあるレストランでさえ
ドイツ語のメニューしか出してない店もありました。)

そして、旅も終盤に差し掛かり
ニュルンベルクから
ミュンヘンに戻るICEに乗るために、
ニュルンベルク中央駅のホームに着いた時のことです。
そもそもドイツの電車の乗車位置は
日本の電車のそれよりも大雑把で、
「大体この辺」という程度なのですが、
それでも、停車時間が短いために
出来るだけ座席の近くで待っていたいものです。

駅のホームには
どの列車番号がどの位置に停車するか
ということが書かれた案内板がありました。
もちろんドイツ語です。

ちょっとはっきり覚えてないのですが

  • Montag(月曜日)
  • Dienstag – Sonntag(火~日)

のような書き方だったと思います。
そしてその日は月曜日でして、
予約していた番号の電車は
連結する両数が異なるために
乗車位置が変わるということが分かりました。

これは例のテレビ番組によって
Montag が月曜日だということを
たまたま事前に知ることが出来たので
とても助かったという事例でした。
それが分からなければ
ただでさえ異国の地で混乱していたところに
さらに混乱を招いたかもしれません。

おそらくこれはドイツに限らず、
自分がよく知らない
言語を話す国に行くときには
共通して言えることなのではないかと思います。


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