Suicaが券売機で認識されなかった話

プロジェクトオーガナイザの吉田聖書よしだみふみです。

今日は、先日私の身に起こった
Suicaのエラーに関する話題を取り上げます。


※ この記事は、先日公開した以下の音声コンテンツを基に編集したものです。


先日、1年ぶりにJRの定期券を買いました。
この1年は本当にリモートワークが中心で、
定期券が必要なかったんですね。

去年の3月末に半年の定期券を買った直後に、
緊急事態宣言が出されて自粛期間に入り、
原則在宅ワークとなってしまいまして、
仕方なく定期券は払い戻してもらいました。

私はICカードのSuica定期券を使っていますが、
これは定期券の期限が切れても
電子マネーとしては利用できるので、
この1年もずっと使っていました。
そしてこの4月は、仕事の内容から
通った方が良さそうだと判断して
まずは1か月分だけ定期券を買うことにしました。

そこで、JRの駅で空いていた券売機に
自分のSuicaを入れて購入手続きを開始したところ
エラーになって戻ってきてしまいました。
不審に思って、まさかとは思いましたが
念のため継続定期を試してみましたが
やっぱりだめでした。

別のタイプの機械でやってみるかと思って
違う機械でやってみたんですが、
やはりエラーになってしまいました。
さすがにこれは何かおかしいと思い、
駅員さんに状況を説明しました。
駅員さんもちょっと困った感じで、
私と同じように
いくつかの券売機で試してみたんですが
当然ですが同じことになりました。

すると駅員さんは、
「ちょっと履歴を確認させてください」
って言って、改札口にある
専用の端末で見てもらったんですが、
特に異常はなく、
1年前の払戻しも関係なさそうでした。

今度は駅員さんは
「窓口で手続きしましょう」と。続けて
「もしかしたらカードを交換することに
なるかもしれません」と言われました。
窓口は混んでいたので躊躇しましたが、
定期は買いたいので
仕方なく並んで待つことにしました。

エラーの原因は分からず、
その駅員さんは読取機との
相性の問題ではないかと仰ってました。

いざ、窓口での手続きが始まると
全く問題なく購入することができました。
それで、支払いをしようとしたら
「無料で新しいカードに交換できますが
どうしますか?」と聞かれたので、
おや?と思って
「何が変わるんですか?」って聞き返したら
「このカードはバージョンが古いので、
今回のように弾かれることが無くなります」
と言われました。

私はこれでピンと来ました。

正直なところ、私はSuicaの中身については
開発に携わったことがないので知りません。
ですが、これはインタフェースの問題として
良くある話だなと思いました。

一般的にインタフェースは
サービスの拡張とか、改善を行っていく上で
変更されることがあります。
それ自体はごく普通のことです。

ユーザインタフェース(UI)の場合は、
それを利用する人間に適応能力がありますから
変更しても問題にならないことが多いですが、
それ以外の場合は、
インタフェースを全く変えてしまうと
使えなくなってしまいます。

なので、大抵の場合は「上位互換性」と言って、
古いバージョンでも全く問題なく
使えるように設計するものなんですが、
もしかしたら読取のソフトウェアにバグがあって、
完全な互換性を備えていない可能性があります。
券売機にもいろいろな種類、メーカーがあり、
採用している読取機も様々でしょう。
当然そこに使われている
ソフトウェアも様々のはずです。
もしかしたら、互換性を多少犠牲にしても
安い部品を仕入れたかったとか、
あるいは安く抑えるために、
互換性のテストを一部端折ったとか、
もちろん推測にすぎませんが、
そういう可能性は十分にあります。

納期に間に合わせるためにスケジュールを優先し
テストをそこそこで切り上げるというのは、
利用者の立場からすると
あってはならないと思うかもしれませんが、
実際にはすべてのパターンをテストする
ということはできませんので、
ビジネス的な判断として
どこかで打ち切らざるを得ない
という側面があるのです。



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