コミュニティ継続の難しさ

プロジェクトオーガナイザの吉田聖書よしだみふみです。

先日、私が参加しているあるコミュニティが年内でクローズするというお知らせを受け取りました。
そのコミュニティ活動の具体的な総括は実際にクローズしてから改めて筆を執りたいと思いますが、今回は現時点での率直な感想を述べておきたいと思います。

私の最初の反応は驚きです。例えば以前からクローズするような噂があったとかであれば、「ああついに来たか」という反応をしたかと思います。そんな予兆もなく、活動が衰退している様子もなく、私にとっては唐突感がありました。正直なところ全く根拠はありませんが、少なくともあと10年くらいは続くと思っていたのです。

私はいくつものコミュニティに関わってきましたが、その経験上感じることは、コミュニティが盛り上がるためには常に新しいメンバーと新しいテーマを必要とするということです。分かりやすくするために露骨な表現で言い換えれば、いつも同じメンバーでいつも同じテーマで活動していると、否応なしに衰退していくのではないかということです。

新しいメンバーが増えていかないというのは、入会資格のある人たちに対して入会動機になるような要素を提示できていない可能性があります。それは、単純に露出が少ないということかもしれませんし、露出はあっても魅力的に映らないのかもしれません。

一方、新しいメンバーが増えても、古いメンバーは残るのに新しいメンバーから抜けていくという状況があります。これは入会の動機は充分なんだけれども、実際の活動ではテーマが刺さらなかったのか、あるいは刺さったんだけれどもマンネリ化していて飽きられてしまったのかもしれません。

こういう時、よく「役割を終えた」とか「一定の意味はあった」と括られることがあります。どんなコミュニティにも存在意義が全くなかったということはないと思いますが、役割を終えたというのは「本当なのかな」って一度疑ってもいいと思います。

というのも、ある特定の社会的役割を担うために立ち上げた組織でない限り、その役割に拘る必要はないからです。営利組織では役割を変化させてでも生き残る必要がありますが、非営利組織ではその限りではないということなのかもしれません。あるいは新しい役割を模索したのだけれど、探しきれなかったということなのかもしれません。

やれることはすべてやり切ったのだろうか、あるいはやり切るエネルギーすら残っていなかったのだろうかと思ってしまいます。クローズする理由として公式に代表者が発信した説明以外に、表に出せない真の理由があったのかはわかりませんが、仮に私が運営側に回ったからと言って何かできたのかというと、恐らく何も変わらなかったと思います。
その辺りがもどかしく、無念な気持ちです。


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