助けを求めるというスキル

ITコーディネータの吉田聖書よしだみふみです。

皆さんがイメージするスキルのある人
あるいは優秀な人というのはどのようなイメージでしょうか。

一般的には一人で何でもこなす人、
問題が起きても次々と解決していく人、
そんなスーパーマンのようなイメージを
抱きがちではないでしょうか。
私も以前はそのようなイメージを抱いていました。

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采配と差配

ITコーディネータの吉田聖書よしだみふみです。

「リーダー」と「マネージャ」、社会に出るとよく使う耳慣れた言葉ですが、
皆さんはその違いを説明できるでしょうか。

イメージでは捉えているものの、私はいまだにうまく説明できません。
中には役職としてのリーダー、役職としてのマネージャということもあるでしょう。
その場合は組織によってどちらが上級職かが変わってきますが、
私も社会に出たばかりの頃はリーダーが下で、マネージャが上という理解をしていました。
本当は上下関係ではなく、役割の違いだということを知ったのは割と後になってからです。

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メモを取る資質

最近Facebookで流れてきた記事にインスピレーションを受けて、私の思うところを書いてみたいと思います。

(元の記事はこちら)
先輩の「メモを取れ」は絶対的に正しいアドバイス。

「メモを取ること」の是非は色々と言われていますが、私もステップアップしたいのであればメモを取るべきと思っています。もちろん、この記事のように何の目的でメモを取るのかが明確でなければ余り意味のない作業になってしまいますので、何をするにも目的意識を持つことは大事かなと思います。例えば、私が一番無駄なメモだと思うのは、何かを見れば書いてあることなのに、人が説明していることをひたすら書くというものではないでしょうか。そういう事柄は書いてある方を見れば済むので自分では書かない。

むしろ、どこにも書いていないこと…特に話している相手や、話を受け止めた自分自身の思考のプロセスを書くことは後でふりかえった時に役立つと思います。そこに後で自分が考えたことを付け足したり整理して、より思考を発展させ、新しい施策・取組みのアイデアの源泉にしています。メモが有れば、一旦思考を中断しても、またそこから再開することが容易にできます。メモが無ければどこまで考えたっけという「巻き戻し」をしなければならず、これでは時間がいくらあっても足りません。

メモの取り方もそれが打合せ(会議)なのか講演なのかによっても多少変わってきますが、基本は同じです。会議の場合は直近の課題について話し合われることが多いので、メモの内容がすぐに活かせる場合が多いでしょうが、講演の場合はもっと一般的な内容になってしまうためふりかえる機会は少ないかもしれません。しかし、そうやって思考の種を書き記し、時々読み返すことで思わぬひらめきが浮かんでくることだってあります。もしメモが無ければこのようなことは起こりません。

メモを取るということは漫然と行っている限りはとても面倒くさく感じられるものです。そこで、メモを取る目的を自分なりにはっきりさせ、何をメモし何をメモしないかをはっきりさせる。あとは習うより慣れろで、時々ふりかえりながら、どうすればより効果的なメモになるかを考えながら実践していくことが大切なのではないかと考えています。

余談ですが、最近ではペーパーレスの時代のためか、ノートの代わりにパソコンを打合せや講演に持参し、キーボードを打ってメモを取る人も見かけますが、私はノートにペンで書く方が好きです。それは、ノートの方がより自分の思考が素早く反映されるからです。もっとも、最近ではPCが搭載されたペンタブレット(専用のペンでメモを取れる)というものも登場してきているので、今後はそういった手段もアリかなと思っています。