「さとりをひらいた犬」


クロスイデアスタッフの吉田沙枝です。

久しぶりにとても良い本に出会えました。

本の帯にはこのように書いてあります。
「ほんとうの自分」に目覚めること、
それこそが人生に奇跡を起こす
たったひとつの方法である

「ほんとうの自分」に目覚めたかはどうかは分かりませんが、普段から自分が何を望んでいるのか、将来どうなりたいのか、どういう状況に幸せを感じるのかなどを考える時間を持っていることが、とても重要なんだと思わせてくれました。

この本では魂の声を聞けと表現されていますが、これは本当に大切なことだと思います。しかし多くの人は目の前の仕事や家事や育児や介護など、やらなければいけないことに追われていて、本当に自分が何を望んでいるのかを考える時間を持っていないように思います。

ちょっと前に会社を辞めようか悩んでいる友人に「周りの人が何と思うかではなく、自分が何を望んでいるのかじゃない?」と言ったところ、「自分が何を望んでいるのかなんて考えたことなかった」と返事がありました。

自分が何を望んでいるのかを考えることには恐れも伴います。望んでいることが叶わなかったら、がっかりするのではないか、また実は自分の心の中にはいつまでも消えない憎悪や不安や恐れがあることなど、見たくないものも見なければいけない場合があります。そういったものに向き合うくらいなら、目の前の忙しさで気を紛らせた方が良いと思うかもしれません。

しかし、この本を読んで、恐れはこの世には存在しないこと、周りの状況は自分の心が現れているということ、赦しがあるということなど、深く考えるきっかけとなりました。

今後もこういった良い本に出会えたら嬉しいです。


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