プロジェクトオーガナイザの吉田聖書です。
ビジネス書やネット記事を読んでいると
よく「ただのランチは食べられない」とか
「フリーランチはない」といった表現に出会います。
これは一体どういう意味なのでしょうか。
プロジェクトオーガナイザの吉田聖書です。
ビジネス書やネット記事を読んでいると
よく「ただのランチは食べられない」とか
「フリーランチはない」といった表現に出会います。
これは一体どういう意味なのでしょうか。
プロジェクトオーガナイザの吉田聖書です。
あれ?いつもと違うなと思われた方、
いつも読んでくださりありがとうございます。
今まではITコーディネータという肩書を名乗っていましたが、
以前の記事でご紹介した
「ドラッカー理論で成功するひとり起業の強化書」
にあるアドバイスに従って
肩書を変えてみようと思いました。
ITコーディネータの吉田聖書です。
前々回の記事で、
「ドラッカー理論で成功するひとり起業の強化書」
という書籍を紹介し、著者の天田さんが
独立・起業を考えている人向けの
セミナーに登壇されますということを書きました。
ITコーディネータの吉田聖書です。
一人で起業する場合、
ずっと同じビジネスを続けるというのは
余程のことがない限り
得策ではないように思います。
ITコーディネータの吉田聖書です。
先週の金曜日の夜、
清澄白河のリトルトーキョーで開催されている
「しごとバー」というイベントに参加してきました。
この日は、以前、お目にかかった
蒲勇介さん(NPO法人ORGAN代表)が
岐阜から来られるということで
久しぶりにお会いしたいと思って足を運びました。
今年最初の投稿で、ビジネスモデルキャンバス(BMC)とバリュープロポジションキャンバス(VPC)を弊社のビジネスに適用した事例をご紹介しました。その中で、ビジネスモデルキャンバスについてはテンプレートとそれぞれの要素について触れましたが、とバリュープロポジションキャンバスについては詳しく触れなかったので、今回改めて取り上げたいと思います。
私が学んだ範囲では、バリュープロポジションキャンバスはビジネスモデルキャンバスほ補完する機能を持ち、セットで活用すると効果的だと考えています。それはなぜか。
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あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
ふりかえると2016年は弊社にとってちょっとした転換点だったかなと感じています。というのも7月と9月に参加したITコーディネータのフォローアップ研修にてビジネス・モデル・キャンバス(BMC)とバリュー・プロポジション・キャンバス(VPC)という2つのツールに出会い、これらのツールを使って弊社のビジネス(サービス)を見直すことができたからです。7月に受講した時の感想は「ビジネスモデルキャンバスの威力を体験してきました」というタイトルで記事を書かせていただきましたので合わせてお読みいただければと思います。
これまでの弊社のビジネスとして掲げていたものは次のようなものでした。
これらは実績として充分であるものの、見えるサポートの粒度としては細かく現場寄りであり、これまでお付き合いのなかった範囲にもアピールしようとこれまでにも「ITリベンジ」「ITかかりつけ医」「情報システム・ドック」といった「サービス」という別の切り口でアプローチを試みました。それでもそのサービスを届けたい相手にうまく訴求できていなかったのではないかと感じており、ここ数年はどうしたものかと頭を捻ってきました。
ところが、ビジネスモデルキャンバスとバリュープロポジションキャンバスの演習を通して(元々提案営業のための研修で、顧客のビジネスを整理するためのツールとして紹介されたものだったのですが)これは自社のビジネスを整理するのに使えそうだと思い、試行錯誤の末、以下のようなサービスに落とし込みました。これらのサービスの具体的な内容についてはリンク先をご参照いただければと思います。
実際に演習でも題材とし、演習後に真っ先に整理したのが前半の2つです。「プロマネの右腕」についてはサービス名だけはもう5年以上も前に考えていたものですが、具体的に深く掘り下げて内容を考えるということはできていませんでした。後半の2つは実は元々「ITかかりつけ医」というサービス名で展開していたものでしたが、ビジネスモデルキャンバスとバリュープロポジションキャンバスを使って整理していったところ、1つのサービスの中にやりたいことが2つ含まれていたということに気づき、2つのサービスに分けました。おかげでサービスの輪郭が明確になりましたが、こういうことが出来たのもツールの威力ではないかと感じております。
ところで、ビジネスモデルキャンバスがどういうものかというと、以下のようなフレームに書き込んでいくだけの簡単なツールです。これで整理することによってビジネスがきちんと回るかということを検証でき、自分がどのような価値を提案できるのかということを棚卸できたのは良かったと思います。後になって見直しが必要になった際にもベースの資料として活かせますね。
それぞれの箱の意味は以下の通りです。頭の中にあるビジネスモデルの要素をこのフレームに沿って書き出していきます。すんなり書き出せない箇所はまだ検討が不充分だったり、見直す必要がある箇所だということが判ります。
なお、これらの成果をその研修の講師にフィードバックしたところ、昨年末にブログの記事にしてくださいましたので、こちらも是非お読みいただければと思います。そんなこと言ったっけ…?といった私の発言にまで気に留めてくださり、講師の視点を知ることが出来て勉強になります。
行動につながる学び方 ~アイディアを可視化し、他人に伝えてブラッシュアップする~
http://katsuyo-nakao.blogspot.jp/2016/12/blog-post_31.html
先週の三連休は、いつもお世話になっているITコミュニティ「JSDG」の全国大会が「岐阜から発信するITと仲間づくり」というテーマで開催され、私も会員として参加してきました。研修のアジェンダは以下の通りです。
まず今大会全体を通しての感想ですが、一応のテーマは掲げられているものの、それとは別にどの講演についても聴きながら「これってビジネスを生み出すプロセスだよなぁ」と感じました。基調講演では「長良川おんぱく」をコーディネートしているNPO法人ORGAN代表・蒲さんが「おんぱく」に辿り着くまでの試行錯誤についてお話ししてくださいました。
実は、他の講演も「ビジネスが軌道に乗るまでの試行錯誤」という要素が含まれており、参考になっただけでなくたいへん励まされ勇気付けられました。
私がこのように独立して会社をやっていると「不安はないんですか?」と訊かれることがよくあります。ビジネスを始める多くの不安は恐らく「失敗したらどうしよう」というもので、特に新しいことを始めようとした場合には、うまく行くかどうかも分からないアイデアに投資だとしても大金をつぎ込むのは全てを失う可能性を考えると勇気がいるものです。
そこで、そのリスクをいかに減らすかということが主要な課題になりますが、ある書籍によると既存の主要な事業を行いつつ全体の10%程度の資源を新規事業に投下するというのが良いようですが、その「ちょっとだけ試せる」という場が失敗のリスクを減らしつつ新しい取り組みに挑戦するための環境として必要とされています。それこそチャレンジしたい人が気軽にチャレンジできる場。「長良川おんぱく」もそんなビジネスインフラの一つとして企画・運営されています。
当社でも2年前にITサービスのプロトタイピングを行うサービスをトライアルで実施しました。ITサービスは一般的に他の産業と比べると初期投資が少ない業種と言われていますが、それでもシステムを構築するにはそれなりの投資が必要となってきます。特に新しいサービスというのはアイデア段階でベンダーに話を持っていってしまうと、(ベンダーに要件定義が出来る人がいればよいですが、そうでない場合は)要件定義に時間とお金がかかった上に、出来上がったシステムが使い物にならないという悲劇は良く耳に入ってきます。
そこで、当社がお客さまのアイデアをプロトタイピングによってより鮮明にすることで、委託されたベンダーにとっても本業の開発以外のところでリソースを投下する必要がなくなり、結果的にコストも下がって委託側も嬉しいという状況が生まれるのです。プロトタイピングはコンサルティングの一環としてオンライン/オフラインの打合せを繰り返しながらアイデアを施策に盛り込むというサイクルで進めていきます。最終的には開発ベンダーにつなぎますが、あるいはプロトタイピングを経た結果として投資をしないという判断もあるでしょう。このサービスも「ちょっとだけ試せる」場として、また意思決定のツールとして利用していただければ光栄です。
長良川おんぱく
http://nagaragawa.onpaku.asia/
NPO法人ORGAN
http://www.organ.jp/
夜は参加者や講演者の皆さんと共に鵜飼を楽しみました。結の舟代表の平工さんだけはお仕事の都合で帰られましたが、今年もご挨拶できてよかったです。ますますのご活躍を!
今日はITコーディネータの実務研修に参加してきました。テーマは「提案営業のための『戦略的IT経営』実践術」ということで、ビジネスモデルキャンバスが中心の演習でした。講師は熊本を中心に活躍しておられるITコーディネータの先輩・アイティ経営研究所代表の中尾克代さん。普段からビジネスモデルキャンバスを活用したコンサルティングを行っているそうです。
ビジネスモデルキャンバスというのは名前の通りビジネスモデルを書き出すフレームワークで、ビジネスモデルの現状を把握したり変革を起こすためのツールの一つです。「ビジネスモデルキャンバス」という言葉は数年前に耳にしたことがあったのですが、ブームに乗れなかったというか正直なところ「本当に効果があるのかな?」とずっと懐疑的な態度でいました。ツールについての詳細はネットの記事や書籍等に譲りますが、今回の演習を通して感じたことをお伝えしたいと思います。
演習は参加者同士で相互にヒアリングし、ビジネスモデルキャンバスに落とし込んでいくというもの。私も相手にヒアリングしてビジネスモデルキャンバスを作成しましたが、逆に私もヒアリングされて私のビジネスモデルを整理していただきました。このツールは9つの要素で構成され、それぞれを質問して埋めていきます。質問に対する回答がちょっとポイントがずれてしまったり書き出す時の表現が難しいと感じた個所もあります。どんなツールもそうですが、思い通りに使えるようになるためにはそれなりに練習が必要ですね。
このツールの良いところは何と言ってもシンプルな点。商品やサービスの本質をズバリ表現することができます。トヨタ式のA3用紙1枚に通じるところがありますね。1枚の用紙に整理すると全体を一瞬で見渡すことができ、書き出した内容に違和感があればすぐにわかります。私もヒアリングを受けながら、ああかな?こうかな?と、出来るだけ端的に答えるようにしていましたが、インタビュアからの鋭い質問を受けて思わずウ~ンと唸ってしまう場面もありました。
次に、自分のビジネスモデルキャンバスをベースに課題を抽出するという演習を行ったのですが、演習用のシナリオが用意されていなかったため参加者のリアルな課題を共有することが出来ました。私の場合も課題だと思っていたことが真の課題ではなく、実は別に課題があったという発見もあり、まさにツールの効果を実感したところです。ビジネスモデルキャンバスは、顧客(相手)の現状を把握して課題を抽出し、新しい戦略を描いていくという目的だけではなく、自分自身のビジネスを振り返る目的にも使えるということが分かりました。そういう意味では今回の研修が、これまで受講したITコーディネータのどの研修よりも有意義でした。
アイティ経営研究所
http://www.itbizlab.jp/